時間がない!
コンピュータシステムの中で西暦を2桁処理をしている部分を修正することになりますが、実はこの修正だけではないのです。
事前調査→社内体制の確立→本調査→作業方針の策定→修正作業→テスト→本稼働への移行といった手順が必要です。
さらに遅くとも1999年には本稼働への移行を行わなければ間に合いません。それにはもう今すぐ「事前調査」に取りかからなければ間に合いません。
技術者がいない! 足りない!
(社)情報サービス産業協会(東京 高原友生会長)では、このシステム修正作業にあたる技術者が、2000年までに年平均で最大17000人が不足するという試算結果を発表しています。
この問題への対応が遅れて、1998年や99年になってからあわてて修正作業に取りかかろうとしても、技術者が払底しているということが予測されます。
お金がかかる!
(社)情報サービス産業協会の調査によりますと、既に対応を開始した企業においては、要した費用がは半数が3000万円以下となっていますが、1億円を超えた企業も14%となっています。
あるコンピュータメーカーの試算例では、該当するシステムが2500本として、1年に114人の技術者が対応すると年間11.4億円。従って該当するシステムが1万本あると、114人で4年間かかり、経費は4倍の45.6億円かかると言われています。
しかもこの投資は、生産的な付加価値を生まない大出費となります。