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西暦2000年問題とは?
西暦年を下2桁で処理しているコンピュータシステムにおいて、西暦2000年が「00」年と処理されることにより、2000年代のデータを入力すると、前後関 係が現実と逆転して処理される(2000年が1900年として認識される)ことが原因で発生する問題のことです。 コンピュータシステムにおいて、日付なしの情報はほとんどないと言っていいでしょう。そしてデータ処理は、順序、比較、分類、範囲など日付に基づいてコントロールされているが基礎となっています。 「00」年とデータを入力しても受付を拒否する、データが混乱する、あるいはデータが消滅する、コンピュータが異常停止を起こすなどの誤作動で、業務は大混乱となる可能性があります。 特に、汎用機やオフィスコンピュータ(オフコン)の業務処理システムで生じます。 本問題を回避するためには、
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コンピュータで西暦年を下2桁で表記してきた理由は?
1960年代〜80年代のコンピュータの導入・普及時期においては、大量のデータを保存・処理することは技術的に困難であり、非常に高価なメモリやハードディスク容量を大幅に拡張することは不可能だったのです。
コンピュータ産業が育成されてきた欧米では、西暦を下2桁で表記するのが慣例でありました。その意味で、この2000年問題は日本だけに限らず、米国でも、欧州でも全く同じ問題を抱えているのです。 |
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2000年問題の具体的な例
製造年月日より5年間の有効期限の記録 (有効期限の方が製造年月日より大きな数字になるのが普通です) |
(1)製造年月日が1994年1月17日の場合
940117
+ 50000
───────── 有効期限 1999年1月17日
990117 (正常な状態です)
(2)製造年月日が1997年1月17日の場合
970117
+ 50000
────────
020117 有効期限 1902年1月17日、
(有効期限の方が製造年月日より前になるという
ことになり「入力エラー」となってしまう)
(和暦を使っている場合)
西暦を和暦に変換するプログラムが、「00」を「1900」年として計算するため、「00」と入力すると「明治33年」として識別してしまう。 (クレジット会社) カードに記載された「00」を1900年と判断し、使用不可能と識別してしまうPOSレジ端末が市中の小売店に相当数残っているため、2000年以降使用できるクレジットカードが発行できない。 |